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内職とは?
内職の歴史
内職とは、文字通り、家に居ながらにして仕事ができ、収入を得ることができるシステムのこと。広義の意味ではアルバイトも含まれるので、チラシ配りのように屋外に出ていても内職と呼んで差し支えない。
会社勤めとは違い、通勤時間もかからないし、比較的好きな時簡に作業をすることができる。テレビを見たり音楽を聴きながら、近所の人と話をしながら(場合によっては手伝わせたり)作業をすることができる作業もある。また、女性や身体障碍者が働くチャンスも与えられる。方法はどうあれ、決められた日までに決められた量の仕事を終わらせていれば良いわけだ。
内職手作業というものは、歴史を辿ると意外に古く江戸時代にまで遡る。(ひょっとすると、もっと古いかも?!)
当時、下級武士、浪人の妻が傘張の仕事をしたり、ワラジなどを作って家計を支えていた。
昔の時代劇で、浪人があばら家の中で傘はりの内職をしている光景を見た人もいることだろう。
その後、明治、大正、昭和の時代を経て、工業化が進むにつれ、また繊維業が伸びていくにつれて機械部品の組み立てや和裁、ミシンなどの家内労働が普及するようになった。
しかし、こうした内職が普及していくにつれ、劣悪な条件、低賃金で家内労働者を利用する雇用者も増え、社会問題となっていった。
そこで、昭和45年には「家内労働法」が制定された。
この法律は、労働基準法でいう労働者に準じて家内労働者を保護していこうとする法律となっている。
家内労働法では、家内労働者の対象、家内労働手帳、就業時間、工賃の支払い、最低工賃、安全性、衛生性、罰則・・等について事細かく規定されている。
現在でも、高収入が得られるとして高額の受講料で講習を受けさせられたり、あるいは高額の機械を買わされたりしたにもかかわらず、仕事が回されず予定していた収入が得られないなどのいわゆる「インチキ内職」が横行している。
家内労働法上の問題が認められる場合には、監督指導等を行うとともに、内職希望者が誇大広告に惑わされないよう広報活動を行い、注意の喚起を図っている。